← Vol. II · MovementIssue · 07  ·  Jun 3, 2026  ·  6 min read
運動 · 第 07

筋トレ、週2回という線。

週1ではやや足りず、週3以上で伸びは鈍る。投資対効果の谷は、週2にある。

AMPL Editorial · Tokyo4 References
30秒で、持ち帰る。
  1. 01Schoenfeld 2016 メタ解析: 同じ筋群を週2回以上トレーニングする方が、週1回より筋肥大が有意に大きい。
  2. 02Grgic 2018: ボリュームを揃えれば、頻度が週2でも週3でも筋力増加に差はない。
  3. 03「全身を週2回まわす」が、忙しい大人の最適解。
本文

筋トレは、頻度の話と量の話が混ざりやすい。整理すると、週2回という線が見えてくる。やりすぎれば伸び悩み、やらなければ届かない。

週2回という、メタ解析の答え

Sports Medicine の Schoenfeld 2016 は10件の研究を統合し、「同じ筋群を週2回以上刺激する方が、週1回より筋肥大の効果量が有意に大きい」と結論づけた。週1回はわずかに足りず、週2回で十分な刺激が入る。

頻度より、ボリューム

Grgic 2018 は筋力に対する頻度の影響を検証し、週ボリュームを同じに揃えれば、頻度(週2 vs 3 vs 4)の差はほぼ消えると示した。重要なのは「総セット数」であって「日数」ではない。週2回でも、1セッションで多めにやれば追いつく。

≥2回/週
同じ筋群への刺激頻度
Schoenfeld 2016 — 週1回より有意に効く

最低ボリュームの線

Ralston 2017 のメタ解析は、週6セット以上の中〜高ボリュームが低ボリューム(≤5セット/週)より筋力で有意に勝ると示した。Schoenfeld 2017 はさらに細かく、週10セット超でドーズレスポンスがはっきり出ると整理。週2回×1部位3セット=週6セットが、最低ラインの目安。